ノーコードでアプリを開発できる「SmartDB」について機能、導入事例、サポート体制、料金などを調査しました。業務改善のためのツール選びにお役立てください。
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SmartDBで作成したアプリ同士は簡単に連携させることが可能。その際も、シングルサインオン機能により、何度もログインしなければならない、といった手間を発生させません。さらに、複雑なフローも設定できるワークフローや緻密なビュー管理機能を備えているので、部門個別での利用から全社展開をすることもスムーズです。
部分最適化が進み、システムが乱立してしまうことや、部門ごとにバラバラな業務アプリの利用で統制が取れなくなってしまうことを防ぐことができるでしょう。
SmartDBのワークフロー機能では、申請書に記載された条件に沿って、承認ルートを分岐したり、複数部門・担当者で同時並行の承認を行ったりなど、細かくフローを設定することができます。特定のステップから別のワークフローに接続することやシステム連携を行うこともできるため、関連業務を結ぶことが可能。
これにより、紙管理の際に手作業で行っていた振り分け業務のデジタル化や、決済までの時間を短縮することができます。
SmartDBは、SaaS型ワークフロー市場で、市場全体と大企業シェアNo.1を獲得(※1)、文書管理部門でもユーザーから評価されITreviewで認定を受ける(※2)など、確かな実績があります。
複雑な業務プロセスに対応できるワークフロー機能はもちろん、緻密なビュー制限を備えたWebデータベース、不正ログインやアクセス制限など高度なセキュリティなど、企業のさまざまな要件を満たす機能が揃っているので安心して導入ができるでしょう。
さまざまな事業を展開するリクルートは、多岐にわたる業務の中でボトムアップによる仕組み化を進めていました。しかし、その影響で紙・エクセルを使った帳票が増えて現場からワークフローのデジタル化要望が上がっていました。グループ統合以前、各事業会社で個別最適化されたシステムの統合とガバナンス強化の目的を達成するべく、新システムの導入を検討。
複数ツールの統合にあたって求められる高度な機能要件や権限制御の要件を満たし、スピーディーなアジャイル開発が可能なことからSmartDBを採用しました。
約18,000名が利用するワークフロー基盤として利用を開始、総務・人事関連の業務や営業報告などの業務からワークフローのデジタル化を実現。
総計100を超える業務のデジタル化を予定しており、今後も拡大予定。さまざまなシステムを利用する上での、業務分断の対策としても活用がされています。
全国で多数の郵便ネットワークを構築する日本郵便は、一部で簡易郵便局として個人・法人に業務を委託しています。しかし、委託契約に関する業務の大半を紙とエクセルで運用しており、さまざまな課題が発生。情報集約時の転記作業や、異なるフォーマットの書類を台帳としてまとめる作業が必要となり、多大な時間を要していました。
このような紙とエクセルからの脱却を図るため、簡易郵便局の情報を統合して管理できるデジタル基盤整備の検討を開始。さまざまなツールを比較した結果、高度なワークフローとWebデータベース機能を兼ね備えたSmartDBを導入。ノーコード開発基盤であり、現場部門でも簡単に業務アプリを作成できる点を評価しています。
導入後は、細やかな情報の表示・編集制御機能をいかし、本社・各支社で保有していた簡易郵便局に関する台帳の統一化を実現。さらには、契約に関する申請の簡略化や、進捗管理・台帳反映作業を自動化。今度は、フォーマット出力機能をいかし、情報公開に必要な書類の作成も自動化を目指しています。
SmartDBの公式HPでは導入検討からその後の利活用まで、しっかりと業務デジタル化を成功させて成果が出るように、さまざまなコンテンツを用意しています。情報収集、利用準備、利活用と3段階にコンテンツが分かれてまとめられているため、必要な情報をすぐに見つけられる環境が整っています。
なかでも、「業務整理キット」では業務のデジタル化を行う際に、まず確認すべきこと・整理すべきことがまとまっているため、デジタル化の準備に役立ちます。
直接相談したい場合は、ウェブ会議が可能。公式HPから好きな日程を選んで申し込むだけなので簡単です。
SmartDBの認定制度を用意しています。「SmartDB Certified Specialist(SCS)」は、SmartDBによる業務デジタル化の習熟度・スキルを個人へ認定するプログラムです。
「SmartDB Certified Specialist(SCS)」は、3つの種類と6つのグレードが存在。徐々にレベルアップしていくことにより、自然とSmartDBへの理解が深まる仕組みになっていることが特徴です。認定者には、認定証やエンブレム、プレートなどの記念品が渡されています。
「SmartDB(スマートデービー)」では、現場主体で業務プロセスの完全デジタル化を実現、柔軟なワークフローや権限設定で全社プラットフォームとしても利用できる業務アプリを開発できます。ワークフローツール、文書管理ツールとして大企業からの評価を得ており、部門を超えた業務アプリを開発したい方にマッチしていると言えるでしょう。
ソースコードを書かずに、システムやアプリ開発ができるノーコードツール。業務改善のためには、解決したい課題に対応できるかはもちろんのこと、利用シーンにあったツール選びが大切。
トップページでは、業務効率化を目指す方向けノーコードツールの選び方を整理。ツールの機能特徴別におすすめを紹介しているので、ぜひお役立てください。
運営会社 | 株式会社ドリーム・アーツ |
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所在地 | 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー29F |
営業時間 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
TEL | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
公式HP | https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/ |
タスクの効率化だけではなく、業務フローの改善につながるワークフロー機能を備えたおすすめのノーコードツールをご紹介。自社でデジタル化したい業務の範囲とツールの特徴を照らし合わせて、業務効率化にお役立てください。
引用元:SmartDB(https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/)
引用元:kintone(https://kintone.cybozu.co.jp/)
引用元:CELF(https://www.celf.biz/)
選定条件:2023年3月15日時点でITreview「Webデータベース・ノンプログラミング開発」に掲載(※1)され、現在もサービス契約が可能な38社を掲載。うちワークフロー機能が搭載されていて、導入事例を掲載している会社18社より以下を選定。
SmartDB…調査対象の中で唯一、SaaS型ワークフロー市場全体・大企業市場シェアNo1.1を獲得(※2)し、WebDB・ワークフロー・システム連携などマルチに揃った機能を備えている。
kintone…調査対象の中で最安値である1ユーザーあたり858円(税込)/月から・最小5ユーザーから利用可能。
CELF…調査対象の中で唯一、Excelをそのまま取り込んで自動アプリ化する機能を備えている。
※1 参照元:ITreview(https://www.itreview.jp/categories/web-database)
※2 参照元:SmartDB(https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/features/)テクノ・システム・リサーチ「2022年 SaaS型ワークフローメーカーシェア調査」より