ノーコードでアプリを開発できる「Yappli」について機能、導入事例、サポート体制、料金などを調査しました。業務改善のためのツール選びにお役立てください。
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Yappliは、アプリの開発から運用、分析までノーコードで行うことができるアプリプラットフォームです。50種類以上の機能が搭載されていて、必要な機能を自由に組み合わせることで自社のニーズに合ったアプリを構築することが可能。ドラッグ&ドロップでの画像入稿に対応しているため、短時間でスピーディーにリリースまで行えます。
MA・接客ツール連携やTangerine連携、楽天ポイントSDK連携、Tポイント連携など外部サービスの連携も豊富です。
管理画面には直感的なUIが採用されているため、専門知識がなくても簡単に更新作業を行うことができます。実際の画面をリアルタイムに確認しながら作業ができるプレビュー機能が搭載されているので、スムーズに運用を行えるでしょう。
アプリ内の各コンテンツを別環境に複製することも可能で、本番環境と切り離してデザイン変更や機能改修などを検証することができます。英語や韓国語、中国語、ベトナム語の多言語対応もしているため、グローバル展開する企業にもおすすめです。
Yappliでは顧客データ取得や分析もサポートします。ダッシュボード機能では、アプリ内の行動やアクションなどのデータを可視化することが可能。プッシュ通知の開封やクーポンの利用状況なども分かるため、今後の施策に活かせるでしょう。
ユーザーのアプリ利用状況が確認できる「Google Analytics」や、Yappliのデータ基盤に蓄積されたログデータを活用できる「Yappli Data Hub」などの機能もあり、解像度の高い顧客分析が可能です。
レディースアパレルと生活雑貨を中心に店舗を展開するパレモは、2014年にECサイトを立ち上げました。しかし、商品イメージを画像や動画など大容量ファイルで伝えることが難しかったため、開封率・クリック率を高めるためにYappliを導入。Yappliを選んだ理由は、開発コストを抑えながらブランドの世界観を表現できるデザイン性の自由度です。短期間で独自の個性と機能を実現し、要望に対し的確に対応してくれました。
アプリの中で特に好評なのが、「スタッフコーディネート」です。身近なスタッフが商品を着ることで実際に着たイメージがわきやすいという声が多いです。また、ダウンロード時にもらえるクーポンや誕生日にもらえるクーポン、スタンプをためてもらえるクーポンと3種類のクーポン施策で利用者の増加につながりました。リニューアル1年で、EC収益率145%に向上させることに成功。現在ではお客様とのコミュニケーションツールとしての役割も担っています。
会員制のウェブサイトを運用していましたが、人手が足りなくて会員のデータ分析ができず、一方的な情報発信しか行えていませんでした。そんな中社内にDXの気運が高まったことでDX推進グループが発足し、以前のウェブサイトをブラッシュアップした新しいビジネスプラットフォーム「Rinnai BiZ」をリリース。運用者がひとりでも無理なく続けられる体制にしたかったため、アプリ開発には更新や情報配信を一元管理できるYappliを採用されました。
何か困ったときに想起される存在にするため、あえて週に1回アプリでプッシュ通知の配信を続けています。YouTubeにアップした動画の再生数が、プッシュした日の1日で半年分を超えるという効果がありました。また、アプリのトップ画面に二次元バーコードを載せることで営業が現場ですぐアプリのダウンロードに誘導できるようにして、ダウンロード促進を促す施策も行いました。アプリの変更が簡単なため、思い立ったらすぐ実行できることに驚きです。
※まずは要望をヒアリングし、利用に適したプラン・料金を案内しています。
アプリの企画の提案から制作、UI/UXデザイン、アプリストアへの申請、Yappliの運用、アプリリリースまで、すべての工程をフルサポートで支援します。リリース直後の支援まで行っていて、手厚いサポートを受けることが可能です。
導入後は専用チームが運用をバックアップ。アプリ管理画面の操作に関する質問をカスタマーサポートで対応しているため、分からないことや困りごとは相談してみるとよいでしょう。また、操作レクチャー会の実施やマニュアルの提供、専任コンサルタントからのレポーティングなどさまざまなサポート体制が整っています。
Yappliはさまざまな機能が付いているため、「機能がなくて〇〇を実現できない」といった事態にはなりにくいでしょう。むしろ数多くある機能の中から自社に合う機能を探すのが難しそうですが、操作レクチャー会の開催やマニュアルの提供などがあるので安心です。EC集客や営業DXだけでなく、自治体や学校・教育支援まで幅広い分野で活用ができます。
ソースコードを書かずに、システムやアプリ開発ができるノーコードツール。業務改善のためには、解決したい課題に対応できるかはもちろんのこと、利用シーンにあったツール選びが大切。
トップページでは、業務効率化を目指す方向けノーコードツールの選び方を整理。ツールの機能特徴別におすすめを紹介しているので、ぜひお役立てください。
サービス提供者(社名) | 株式会社ヤプリ |
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所在地 | 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー41F |
営業時間(定休日) | 公式HPに記載がありませんでした。 |
TEL | 03-6866-5730 |
公式HP URL | https://yapp.li/ |
タスクの効率化だけではなく、業務フローの改善につながるワークフロー機能を備えたおすすめのノーコードツールをご紹介。自社でデジタル化したい業務の範囲とツールの特徴を照らし合わせて、業務効率化にお役立てください。
引用元:SmartDB(https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/)
引用元:kintone(https://kintone.cybozu.co.jp/)
引用元:CELF(https://www.celf.biz/)
選定条件:2023年3月15日時点でITreview「Webデータベース・ノンプログラミング開発」に掲載(※1)され、現在もサービス契約が可能な38社を掲載。うちワークフロー機能が搭載されていて、導入事例を掲載している会社18社より以下を選定。
SmartDB…調査対象の中で唯一、SaaS型ワークフロー市場全体・大企業市場シェアNo1.1を獲得(※2)し、WebDB・ワークフロー・システム連携などマルチに揃った機能を備えている。
kintone…調査対象の中で最安値である1ユーザーあたり858円(税込)/月から・最小5ユーザーから利用可能。
CELF…調査対象の中で唯一、Excelをそのまま取り込んで自動アプリ化する機能を備えている。
※1 参照元:ITreview(https://www.itreview.jp/categories/web-database)
※2 参照元:SmartDB(https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/features/)テクノ・システム・リサーチ「2022年 SaaS型ワークフローメーカーシェア調査」より