問い合わせ管理(カスタマーサポート/社内ヘルプデスク)は、顧客・従業員の課題解決スピードと体験を左右します。メールやスプレッドシート中心の運用では、担当未割当、重複対応、期限失念、ステータス不明が起こりがちです。ノーコードを使えば、自社のチャネル・SLA・エスカレーションに合わせたチケット運用を短期間で構築し、一次解決率と生産性を同時に高められます。
メール、Webフォーム、チャット、電話メモ、SNSなど複数チャネルの問い合わせを単一のデータモデルに統合。優先度・SLA・担当・期限・ステータスを常に最新化し、ダッシュボードで滞留やSLA違反予兆を即座に把握できます。
自動受付、カテゴリ別ルーティング、担当アサイン、返信テンプレート、ナレッジのレコメンド、期限接近アラートを仕組み化。人手依存だった起票〜初回応答までの時間を短縮し、一次解決率を底上げできます。
やり取り履歴、変更履歴、閲覧権限制御、評価アンケート(CSAT)、再発防止の事後レビュー(ポストモーテム)を標準化。担当変更や引き継ぎでも体験品質が揺れにくくなります。
Webフォーム、メール、チャット、電話メモ、外部APIからの起票に対応。自動採番、重複検知(件名・送信元・相手先)、スパム/自動返信のフィルタリングを行います。
カテゴリ、サブカテゴリ、影響度・緊急度から優先度を自動計算。SLA(初回応答・解決)を契約/プラン/営業時間に応じて設定し、時計停止条件(顧客応答待ち等)も定義します。
製品/カテゴリ/スキルに基づく自動ルーティング、チームキュー、ラウンドロビン/最少負荷アサイン、エスカレーション(期限・優先度・VIP)を設計します。
FAQ/手順書を検索・参照し、回答テンプレートで一次対応を高速化。条件に応じて自動応答(受付確認、必要情報の案内)、自己解決導線(関連記事表示)を提供します。
顧客/社内メモを分離して記録。メール埋め込み画像や添付、ログ/スクリーンショットの受領、機密情報のマスキングをサポートします。重複チケットのマージ・関連付けも可能にします。
新規→受付→対応中→顧客回答待ち→解決→クローズの標準フローに加え、承認待ち/開発依頼中/外部ベンダ対応中などの中間状態を定義。自動遷移ルールで運用を安定化します。
クローズ時にCSATやNPSアンケートを送付し、低評価時は自動で再フォロー。レビュー会議用に原因分類(知識不足、仕様不備、導線不明等)を収集します。
ロール/部門別の閲覧・編集権限、社外共有リンクの期限制御、個人情報の項目マスキング、操作ログの完全保存で統制を担保します。
FRT(初回応答時間)、ART(平均解決時間)、SLA達成率、一次解決率、再オープン率、バックログ、カテゴリ別件数、チャネル別比率、担当別生産性、CSATを可視化します。
対応チャネル、受付時間、SLA、優先度ルール、エスカレーション条件、テンプレート、ナレッジ運用、評価指標(FRT/ART/CSAT)を決めます。
チケット、顧客/連絡先、アカウント(法人)、やり取り、添付、カテゴリ/タグ、SLA、キュー、ユーザー/チーム、通知、評価、監査ログのエンティティを設計。ユニーク制約、参照整合性、個人情報の扱いを定義します。
問い合わせフォーム(必須・形式チェック、依存選択、ファイル制限)、エージェント画面(キュー/フィルタ/ショートカット/一括操作)、顧客ポータル(履歴・添付・評価)を用意します。
カテゴリ/キーワード/顧客属性に応じた割当、休日/夜間の自動応答、期限接近・SLA違反予兆の通知、低評価時の自動フォロー、テンプレート自動挿入などを設定します。
記事の作成・承認・公開フロー、タグ設計、検索性改善(同義語・略語)、記事の評価、問い合わせからのドラフト生成、重複記事の統合ルールを整備します。
経営層(CSAT/SLA/ボリューム推移)、マネージャー(カテゴリ傾向/滞留/再オープン)、エージェント(今日のキュー/期限接近)に分けて設計。週次/月次の自動レポート配信をセットします。
優先チャネルからパイロット→改善→全社/全チャネル展開。命名規約(カテゴリ/タグ/テンプレート)、評価基準、FAQ整備、教育計画を準備します。
周辺システムと連携して、受付→対応→解決→振り返りを自動化します。初期は片方向、安定後に双方向へ拡張します。
ノーコードなら、オムニチャネル受付、SLA、ルーティング、テンプレート、ナレッジ、通知・エスカレーション、ダッシュボードまでを短期間で一気通貫にできます。まずは優先チャネルからスモールスタートし、自己解決導線や自動化の範囲を段階的に拡大していきましょう。
タスクの効率化だけではなく、業務フローの改善につながるワークフロー機能を備えたおすすめのノーコードツールをご紹介。自社でデジタル化したい業務の範囲とツールの特徴を照らし合わせて、業務効率化にお役立てください。
引用元:SmartDB(https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/)
引用元:kintone(https://kintone.cybozu.co.jp/)
引用元:CELF(https://www.celf.biz/)
選定条件:2023年3月15日時点でITreview「Webデータベース・ノンプログラミング開発」に掲載(※1)され、現在もサービス契約が可能な38社を掲載。うちワークフロー機能が搭載されていて、導入事例を掲載している会社18社より以下を選定。
SmartDB…調査対象の中で唯一、SaaS型ワークフロー市場全体・大企業市場シェアNo1.1を獲得(※2)し、WebDB・ワークフロー・システム連携などマルチに揃った機能を備えている。
kintone…調査対象の中で最安値である1ユーザーあたり858円(税込)/月から・最小5ユーザーから利用可能。
CELF…調査対象の中で唯一、Excelをそのまま取り込んで自動アプリ化する機能を備えている。
※1 参照元:ITreview(https://www.itreview.jp/categories/web-database)
※2 参照元:SmartDB(https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/features/)テクノ・システム・リサーチ「2022年 SaaS型ワークフローメーカーシェア調査」より