ノーコードでアプリを開発できる「楽々販売」について機能、導入事例、サポート体制、料金などを調査しました。業務改善のためのツール選びにお役立てください。
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楽々販売では、マウス操作だけで簡単にカスタマイズすることが可能です。現在使用中のエクセルを取り込んでデータベースを作成することもできるので、データ移行の手間がかかりません。
自由度が高く、自社の業務内容に合わせて構築できるため業務の改善に大きく貢献できるでしょう。システムを導入し始めてから、どんどん機能を追加していくことも可能。シンプルな画面で操作しやすいため、現場に定着しやすいです。
クラウドシステムのためどこからでも利用でき、外出先からの利用やテレワークにも対応可能です。他拠点やグループ会社、取引先などと使うことでリアルタイムな情報共有を実現。属人化を防ぎ、伝達漏れなどによるミスを防ぐことができます。
データの登録や更新時に通知メールを自動送信する機能があるため、情報共有のためにわざわざメールなどで一斉通知する必要がありません。スマートフォンやタブレットからの利用も可能です。
日々の業務の中にはさまざまなルーチンワークがありますが、楽々販売を活用することでルーチンワークを自動化することができます。登録したデータの集計や報告書の作成作業、請求の締め処理などの自動化によって人的ミスを削減。特定の日付や夜間に一括処理で自動実行することもできます。
ステータス変更や変更日の入力がボタン1つで行えるため入力時間の短縮化が可能です。また、ホームページにあるWEBフォームと連携し、問い合わせ内容や顧客情報を管理することもできます。
各店舗から本部に配達車両の消耗部品の交換や修理・メンテナンスの依頼が1日に100件近くきます。依頼はファックスできて、各車両のメンテナンス履歴を管理するためファックスを見ながら手入力でPCに入力していました。この作業の効率化をするため、システムを構築することに。セキュリティを保ちつつ内部と外部のデータ連携ができるシステムとして、楽々販売を選びました。
カスタマイズは通常業務の空き時間に行っていましたが、作業が直感的で分かりやすく簡単に作り込んでいくことができました。チェック項目を選んだりテンキーで入力したりするだけの簡単操作なので、作業の進捗や完了などの入力もしっかりしてもらえます。導入の結果、1日3時間だった入力作業がわずか10分の確認作業にすることに成功。業務負担が軽減し、新たな業務に時間を充てられるようになりました。導入コストも安かったため費用対効果はかなり高いです。
元々請求書をエクセルのレイアウトで作成し、担当・課長・部長の押印後、財務経理部で請求書の印を押印するというフローで管理していました。月に約700枚の請求書があり、請求管理業務だけで月に563.5時間ほどかかっていて業務時間とコストの両面で大きな負担に。また、承認者が不在のときはフローが滞ってしまうという課題もありました。そこで、承認のフローをシステム化するため楽々販売を導入することになりました。
導入の決め手は、操作画面や設定、カスタマイズが複雑ではなく専門知識がなくても柔軟に使用できる製品だったこと。また、企業に沿った作り変えや状況に応じたワークフローの作成・追加ができるのも魅力的です。導入の結果、請求書作成から承認、その後の管理までの業務フローをシステム上で管理できるようになり作業時間を月271.9時間削減することに成功。また、今まで郵送で対応していた請求書の送付業務もシステム上で簡潔できるようになり、郵送費コストも月約70万円削減出来ました。
楽々販売では、導入前からサポートを行っています。業界知識の豊富な営業担当が、ツールの特徴や他社製品との違い、導入後の運用まで丁寧に提案してくれるとのこと。話をよく聞いてから導入を決めることができるので、導入後の不安を軽減できるでしょう。
初期導入サポートとして、契約から3ヶ月間の業務運用開始支援も実施。メールや電話、WEB会議で構成や構築作業についての相談をすることが可能です。また、設定代行プランやアドバイスを受けながら設定を進められるアドバイザリープランもあります。
導入後は、専門のサポートスタッフが電話やメールでサポートを行います。各機能の用途や設定方法、運用の相談までサポートしてくれるので、困ったことがあれば相談してみましょう。
また、サポートセミナーも実施。初級編・実践編などいくつかの種類のセミナーが開催されていて、何度でも参加可能です。その他、学習ツール・動画マニュアルやサポートサイト・FAQサイトの用意も。ユーザ同士のコミュニティも活用できます。
楽々販売はサポート体制が充実していて、導入時や導入後の困りごとをすぐ解決できるのが魅力的です。ユーザ同士でノウハウを共有したり悩みを相談し合えたりできるコミュニティもあるのも嬉しいですね。セミナーも定期的に開催されています。色々な人に相談しながら、自社の目的に適したシステムを実現できるでしょう。
ソースコードを書かずに、システムやアプリ開発ができるノーコードツール。業務改善のためには、解決したい課題に対応できるかはもちろんのこと、利用シーンにあったツール選びが大切。
トップページでは、業務効率化を目指す方向けノーコードツールの選び方を整理。ツールの機能特徴別におすすめを紹介しているので、ぜひお役立てください。
サービス提供者(社名) | 株式会社ラクス |
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所在地 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿7F |
営業時間(定休日) | 公式HPに記載がありませんでした。 |
TEL | 03-5369-4845 |
公式HP URL | https://www.rakurakuhanbai.jp/ |
タスクの効率化だけではなく、業務フローの改善につながるワークフロー機能を備えたおすすめのノーコードツールをご紹介。自社でデジタル化したい業務の範囲とツールの特徴を照らし合わせて、業務効率化にお役立てください。
選定条件:2023年3月15日時点でITreview「Webデータベース・ノンプログラミング開発」に掲載(※1)され、現在もサービス契約が可能な38社を掲載。うちワークフロー機能が搭載されていて、導入事例を掲載している会社18社より以下を選定。
SmartDB…調査対象の中で唯一、SaaS型ワークフロー市場全体・大企業市場シェアNo1.1を獲得(※2)し、WebDB・ワークフロー・システム連携などマルチに揃った機能を備えている。
kintone…調査対象の中で最安値である1ユーザーあたり858円(税込)/月から・最小5ユーザーから利用可能。
CELF…調査対象の中で唯一、Excelをそのまま取り込んで自動アプリ化する機能を備えている。
※1 参照元:ITreview(https://www.itreview.jp/categories/web-database)
※2 参照元:SmartDB(https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/features/)テクノ・システム・リサーチ「2022年 SaaS型ワークフローメーカーシェア調査」より