ノーコードでアプリを開発できる「現場で作る作業記録サービス」について機能、導入事例、サポート体制、料金などを調査しました。業務改善のためのツール選びにお役立てください。
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現場で作る作業記録サービスには多彩な入力フォーマットが用意されていて、ドラッグ&ドロップ・文字入力といった簡単な操作で画面をすぐ構築できます。紙の記録ではできないQRからのデータ取得や画像の記録なども可能で、さまざまな業務の効率化に貢献できるでしょう。
運用サポートプランもあるため、開発に不安がある場合でも大丈夫。専門スタッフがクライアントの環境に合わせたサポートを実現します。小さな規模からはじめるスモールスタートにも向いています。
アドオン機能として計画管理サービスがあり、現場で作る作業記録サービスと連携することが可能です。連携することで、計画立案や作業指示、進捗管理、承認などさまざまな業務のデジタル化のサポートを行うことができるでしょう。
計画管理サービスを追加すれば作業内容が一目で分かり、監理者への承認依頼もその場でできるため業務効率アップを実現。スケジューリングやアサインも画面上でできるため業務スピードの向上にもつながります。
データをクラウド保存できるため、関係者や管理者がリアルタイムでデータを確認することが可能。素早い情報共有で、現場の状況を正確に把握することができます。わざわざ報告に行く必要がないため作業者が現場から移動することなく指示を受けられ、その場で問題点を改善することができるでしょう。
操作画面はシンプルで操作も簡単。直感的にタッチで記録を行えるので作業者の負担になりません。ミスの削減や作業時間短縮にもつながります。
中堅文具メーカーA社の総務部の人数はわずか4人。少数精鋭で、多岐にわたる業務を回しています。より効率的に仕事を行えるようにするため、備品の貸出や返却、会議室の基本レイアウト維持などオフィスの備品管理をデジタル対応をすることになり、開発ツールとして現場でつくる作業記録サービスが選ばれました。利用したのはセルフプランで、自社でテンプレートを作成したそうです。
まず、プロジェクターやケーブル、電源コード、ホワイトボードとマーカーなど備品・付属品の貸出し、返却をPCやタブレットから入力できるようにしました。これにより「誰が」「いつ」「何を」持ち出し、返却したかリモートで把握でき、総務部全員での情報共有が可能に。また、返却時の状態を写真撮影し登録する仕組みにしたことで、利用者の返却漏れや付属品の紛失がなくなりました。備品の稼働状態から余分なものや足りないものが分かり、保有台数を見直してコスト削減に貢献。劣化状況も確認できるため、適切な交換が可能です。
新型コロナによる影響で在宅勤務が推奨され、B社営業部でも業務オペレーションの変更が必要となりました。リモートでの大きな課題はメンバーの状況把握です。業務の進捗状況をタイムリーに知るために、現場でつくる作業記録サービスを用いて業務報告を電子化することになりました。
導入してみると、分かりやすい画面でスムーズに開始することができ、全員がすぐ使いこなせるようになりました。メンバーは隙間時間を活用して記録するようになり、報告業務にかかる時間の短縮に成功。部長はメンバーがこまめに業務報告してくれるので、タブレットから対面と同様に部下の状況把握を行うことができるようになりました。
また、営業活動の情報を部長と担当者だけでなく、メンバー全員が見ることができるようになったこともメリットです。他メンバーの成功パターンを知ることで、メンバーの営業スタイルにも変化があらわれはじめました。現場でつくる作業記録サービスはアフターフォローもしっかりしているところも魅力のひとつです。
契約前に、運用サポートやアドオン機能などすべての機能が利用できる2ヶ月間の無料トライアル期間があります。メールや電話、WEB会議での問い合わせが可能で、困ったことがあればいつでも相談できるでしょう。
トライアル期間終了後、自動的に契約・課金されることはないので安心です。無料トライアル終了前に本契約についての案内があり、契約するかしないか決められます。
運用サポートプランではメール・電話・WEB会議での問い合わせが可能なほか、利用トレーニングや作業定義作成支援、エンドユーザー教育支援といった運用サポートを受けることができます。
また、オプションでデータ活用相談プランを付けることも可能。取得したデータの活用に関する悩みにコンサルタントが応えます。費用やサービス内容はホームページには載っていなく、別途相談とのこと。セルフプランでは、メールでの問い合わせのみ可能です。
現場で作る作業記録サービスは業務記録をその場でデジタル化できるツールで、活用すればさまざまな業務の記録作業の効率化を図ることができます。写真の記録も簡単なため、文章では分かりにくいことも情報共有が可能。スマホやタブレットで直感的に操作できるので、デジタルに慣れていないメンバーが多い現場でも抵抗なく受け入れられるでしょう。
ソースコードを書かずに、システムやアプリ開発ができるノーコードツール。業務改善のためには、解決したい課題に対応できるかはもちろんのこと、利用シーンにあったツール選びが大切。
トップページでは、業務効率化を目指す方向けノーコードツールの選び方を整理。ツールの機能特徴別におすすめを紹介しているので、ぜひお役立てください。
サービス提供者(社名) | アズビル株式会社 |
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所在地 | 東京都千代田区丸の内2-7-3 |
営業時間(定休日) | 公式HPに記載がありませんでした。 |
TEL | 03-6810-1000 |
公式HP URL | https://www.azbil.com/jp/rcd/ |
タスクの効率化だけではなく、業務フローの改善につながるワークフロー機能を備えたおすすめのノーコードツールをご紹介。自社でデジタル化したい業務の範囲とツールの特徴を照らし合わせて、業務効率化にお役立てください。
選定条件:2023年3月15日時点でITreview「Webデータベース・ノンプログラミング開発」に掲載(※1)され、現在もサービス契約が可能な38社を掲載。うちワークフロー機能が搭載されていて、導入事例を掲載している会社18社より以下を選定。
SmartDB…調査対象の中で唯一、SaaS型ワークフロー市場全体・大企業市場シェアNo1.1を獲得(※2)し、WebDB・ワークフロー・システム連携などマルチに揃った機能を備えている。
kintone…調査対象の中で最安値である1ユーザーあたり858円(税込)/月から・最小5ユーザーから利用可能。
CELF…調査対象の中で唯一、Excelをそのまま取り込んで自動アプリ化する機能を備えている。
※1 参照元:ITreview(https://www.itreview.jp/categories/web-database)
※2 参照元:SmartDB(https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/features/)テクノ・システム・リサーチ「2022年 SaaS型ワークフローメーカーシェア調査」より