日頃の業務遂行に必要不可欠な社内システム。部署・業務ごとに複数のシステムを使い分けている企業も少なくないでしょう。しかし、社内システムが乱立することによってコストが増加し、かえって業務効率が下がる可能性もあります。すでに影響が生じている場合、システムの統合を検討してみてはいかがでしょうか。
ここでは、社内ツールが乱立するデメリットや、統合のメリットをご紹介します。
社内ツールが乱立している場合、メンテナンスが複雑になるデメリットがあります。例えば3つのシステムを利用している場合、3回もメンテナンスを実施しなくてはいけません。業務にも少なからず影響が及ぶでしょう。また、メンテナンスは手間や時間がかかりますので、業務への影響を抑えるために頻度が低下する可能性もあります。
しかし、メンテナンスを怠ると不具合やトラブルのリスクが高まります。システムが古いままだと、セキュリティが低下するリスクもあります。
社内システムの乱立は、業務効率の低下も招きます。複数のシステムがある場合、それぞれユーザーインターフェース(UI)や業務フローが異なります。そのため、社員が使い方に戸惑ったり、UIに混乱したりする可能性もあります。
複数の社内システムがあると、システム間のデータ連携が取れず、工数が増えてしまいかねません。転記作業などの余計な業務も発生してしまうでしょう。社員にストレスが溜まり、業務の属人化を招いてしまうおそれもあります。
社内システムが乱立するデメリットとして、コストの増加も挙げられます。メンテナンスコストがかかるのはもちろん、無駄なシステム利用料を支払っていることもあるのです。
複数の社内システムがある場合、機能が重複している可能性があります。大半の機能が重複していたり、他のシステムの機能で代用できたりする可能性もあるでしょう。この場合、システムを統合すれば無駄を省けます。機能の重複が見られるなら、一度総点検してみてはいかがでしょうか。
社内システムを統合するメリットとして挙げられるのがコスト削減です。メンテナンスコストを削減できるのはもちろん、システムの利用料も削減できる可能性があります。もし社内システムのコストでお悩みなら、前向きに統合を検討するべきでしょう。
また、データの転記作業が不要になるため、情報精度の向上も期待できます。転記データの入力ミスなど、ヒューマンエラーを予防できるほか、転記元のデータと照らして確認する作業を省けます。担当者の負担も軽減できるでしょう。
社内システムが統合すると、スピーディな情報共有が可能になります。複数の社内システムがある場合、それぞれのデータを参照しなければならず、情報共有スピードが落ちてしまいがちです。データのフォーマットも異なるため、集計・分析作業にも時間がかかるでしょう。
社内システムをまとめた場合、全てのデータが一元管理され、フォーマットも統一されます。情報共有が迅速化されるほか、集計・分析作業の効率も高まります。それにより、意思決定の迅速化も可能になるでしょう。
複数の社内システムがあると、メンテナンスの手間が増え、業務効率が低下するおそれがあります。業務改善したい方は、システムの統合を検討するべきでしょう。ノーコードツールを利用すれば、高度な知識がなくても社内システムを構築可能です。さまざまな業務アプリを作成できるほか、外部ツールとの連携にも対応しています。UIも統一されるため、業務効率の向上も期待できます。
トップページでは、業務効率化を目指す方向けノーコードツールの選び方を整理。ツールの機能特徴別におすすめを紹介しているので、ぜひお役立てください。
タスクの効率化だけではなく、業務フローの改善につながるワークフロー機能を備えたおすすめのノーコードツールをご紹介。自社でデジタル化したい業務の範囲とツールの特徴を照らし合わせて、業務効率化にお役立てください。
選定条件:2023年3月15日時点でITreview「Webデータベース・ノンプログラミング開発」に掲載(※1)され、現在もサービス契約が可能な38社を掲載。うちワークフロー機能が搭載されていて、導入事例を掲載している会社18社より以下を選定。
SmartDB…調査対象の中で唯一、SaaS型ワークフロー市場全体・大企業市場シェアNo1.1を獲得(※2)し、WebDB・ワークフロー・システム連携などマルチに揃った機能を備えている。
kintone…調査対象の中で最安値である1ユーザーあたり858円(税込)/月から・最小5ユーザーから利用可能。
CELF…調査対象の中で唯一、Excelをそのまま取り込んで自動アプリ化する機能を備えている。
※1 参照元:ITreview(https://www.itreview.jp/categories/web-database)
※2 参照元:SmartDB(https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/features/)テクノ・システム・リサーチ「2022年 SaaS型ワークフローメーカーシェア調査」より