さまざまな情報を記録・管理できるデータベース。近年はクラウドなどWeb上で管理するデータベースが広まっています。しかし「導入するにはどうすればいい?」と、悩みを抱えている方も少なくないでしょう。ここでは、Webデータベースの導入効果や、導入までの手順を解説しています。なお、ノーコードツールなら知識がなくても導入できますので、ぜひ検討してみましょう。
Webデータベースを導入すると、複数の社員間でリアルタイムな情報共有が可能になります。エクセルなどのファイルで情報を管理していた場合は、一人ずつしか情報にアクセスできません。しかし、Webデータベースは複数人同時にアクセスできるため、情報共有のスピードもアップするでしょう。
また、データの変更は即座に反映されますので、社員は常に最新の情報をチェックできるようになります。
また、Webデータベースが人件費などコスト削減に寄与する場合もあります。Webデータベースは、営業や総務など非IT部門や組織での利用を前提に設計されています。データの操作に関する高度な知識がなくても簡単に扱えるのです。
そのため、データベースの保守・運用する担当者が不要になり、その分人件費を削減可能です。また、現場の教育研修も短期間で済むため、教育にかかるコストの削減も期待できます。
Webデータベースを導入した場合、業務プロセスをスピーディに変更できるようになります。目まぐるしく変化する昨今のビジネス環境では、業務プロセスの効率化や迅速化が求められます。しかし、業務プロセスが変化した場合でも、従来の方法ではIT部門を通し、システムへ反映してもらわなくてはいけません。スピーディな対応は難しいでしょう。
一方、Webデータベースは非IT部門でも扱えるため、もし業務プロセスが変化した場合でも、現場レベルでシステムに反映できます。IT部門を通さずに済むため、シームレスな業務プロセスの変更が可能です。
Webデータベースを導入するには、まず要件を定義する必要があります。単にデータベースを導入するだけでなく、社内の業務やシステムの最適化も考慮しなくてはいけません。業務上の課題を洗い出し、必要な機能を検討してみましょう。
要件定義が終わったら、Webデータベースを構築できる製品を探す必要があります。候補は複数ピックアップし、それぞれのベンダーに相談してみましょう。ノーコードツールなら、Webデータベース以外のアプリも作成できます。情報管理だけでなく、他の業務効率化も可能になります。
Webデータベースに対応した製品を見つけたら、テスト運用を実施しましょう。製品によっては、一定期間無料でトライアルできる場合があります。実際の業務を想定してテスト環境を作り、使い勝手や開発難易度などを評価しましょう。
テスト運用後に導入する製品を決めたら、本格的なシステム構築へと移ります。社内でプロジェクトを立ち上げ、Webデータベースを構築しましょう。並行して操作マニュアルの作成や、社員への研修も実施する必要があります。
Webデータベースを導入すれば、リアルタイムな情報共有やコスト削減を実現可能です。業務プロセスの変更にもすぐ対応できるため、情報共有などに課題がある場合は導入を検討してみましょう。導入方法はさまざまですが、ノーコードツールなら容易にWebデータベースを構築できます。専門的な知識は必要ありません。他の業務アプリも作成し、データベースと連携すれば、幅広い業務の改善・効率化を実現できます。
トップページでは、業務効率化を目指す方向けノーコードツールの選び方を整理。ツールの機能特徴別におすすめを紹介しているので、ぜひお役立てください。
タスクの効率化だけではなく、業務フローの改善につながるワークフロー機能を備えたおすすめのノーコードツールをご紹介。自社でデジタル化したい業務の範囲とツールの特徴を照らし合わせて、業務効率化にお役立てください。
選定条件:2023年3月15日時点でITreview「Webデータベース・ノンプログラミング開発」に掲載(※1)され、現在もサービス契約が可能な38社を掲載。うちワークフロー機能が搭載されていて、導入事例を掲載している会社18社より以下を選定。
SmartDB…調査対象の中で唯一、SaaS型ワークフロー市場全体・大企業市場シェアNo1.1を獲得(※2)し、WebDB・ワークフロー・システム連携などマルチに揃った機能を備えている。
kintone…調査対象の中で最安値である1ユーザーあたり858円(税込)/月から・最小5ユーザーから利用可能。
CELF…調査対象の中で唯一、Excelをそのまま取り込んで自動アプリ化する機能を備えている。
※1 参照元:ITreview(https://www.itreview.jp/categories/web-database)
※2 参照元:SmartDB(https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/features/)テクノ・システム・リサーチ「2022年 SaaS型ワークフローメーカーシェア調査」より